概要

スポーツ少年団創設の背景 (島根県スポーツ少年団の発足)
スポーツ少年団は、東京オリンピック開催を 2 年後に控えた昭和 37 年 (1962 年)、財団法人日本体育協会がその創立 (1911 年) 50 周年の記念事業として「一人でも多くの青少年にスポーツの喜びを ! 」「スポーツを通じて青少年のからだとこころを育てる組織を地域社会の中に ! 」と願い、昭和 37 年 (1962 年) に創設されました。現在は約 20 万人の指導者と、約 72 万人のスポーツが大好きな仲間たちが、スポーツ少年団に登録しています。
当時は、豊かな国づくりを目指していた社会情勢やオリンピックムードの高まり、スポーツへの関心などが追い風となり、大きな反響がありました。
公益財団法人 島根県スポーツ協会では、こうしたスポーツ少年団の創設意義に賛同して、昭和 39 年 1 月 1 日島根県スポーツ少年団が発足いたした。この呼びかけに対して、47 市町村がスポーツ少年団を結成し、公益財団法人 島根県スポーツ協会にスポーツ少年団の登録を行いました。令和 4 年度は、16 市町本部に 241 のスポーツ少年団単位団、4,316 名人の団員数で島根県スポーツ少年団が活動しております。

スポーツ少年団活動の意義
島根県スポ - ツ少年団では、スポ - ツ少年団のスポ - ツ活動を、次のように意義づけています。
  1. 自主的で、自発的な活動であること。
  2. 真剣な取り組みや厳しさは、団員自身が目指すものであって、指導者や保護者、マスコミ等から決して強制される活動ではないこと。
  3. 個人的にも集団的にも、歓びにあふれた楽しい活動であること。
  4. 生涯スポ - ツの基礎をつくる活動であること。
  5. 身体的、精神的に無理がなく、意欲をもって参加できる活動であること。
  6. 地域における社会奉仕活動が含まれている活動であること。

スポーツ少年団創設の背景 (島根県スポーツ少年団の発足)
スポ - ツ少年団の活動の原点は、単位スポ - ツ少年団にあります。その単位スポ - ツ少年団は「少年・少女たちが自由な時間に、地域社会においてスポ - ツ活動を中心としたグル - プ活動を行なう団体」で、子どもたちが主体となり自主的にメンバー (団員) として参加することで構成されています。けれども単位スポ - ツ少年団には、まだ精神的にも身体的にも未成熟な子どもたちが団員として参加しますから、適切な助言や指導で子どもたちの能力を引き出し、そしてよりよい社会人へと導くための指導者や、その団活動を更に望ましい方向へ導くための補助的な役割を果たすリーダーが重要なメンバーとなります。さらには、単位スポ - ツ少年団を精神的にも労力的にも、更には財政的にも支えてくれる育成母集団も重要な役割を担っています。この様に、指導者・リーダー・育成母集団が団員とともに構成されて、はじめて単位スポ - ツ少年団としての組織と機能が確立することになります。
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